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成約後の失敗しないポイント

当社が4年間、300社を超える成約された企業・人材の皆さまと接する中から、早く成果に辿り着く企業と人材の皆さまが共通してやっていることを抽出し、ポイントとしてご紹介します。
1. 3ヶ月後の「なっていたい状態」を具体化し、理想とのギャップを回避する
募集段階で描いた「やって欲しい具体的なこと」を実現する最初のステップは、3ヶ月後に「こうなっていたい状態」の認識を合わせることです。
JOINSでは、企業と人材の皆様にお使いいただけるツールとして、「キックオフシート」をご用意しています。この「なっていたい状態」を、人材の具体的な「行動目標」として言語化し、キックオフミーティングで話した上で、最終化した「行動目標」をシートに記入いただきます。
特に、「なっていたい状態」を実現するために、1ヶ月目、2ヶ月目時点、更には毎週やること、という行動に分解することで、両者の認識の解像度を上げることが可能です。
【成功事例】
- 小売会社様(熊本県)×パートナー人材(神奈川県)
- 募集内容:HPとSNSを連携させ、地域情報の提供・発信による顧客の付加価値向上
- 3ヶ月後のなっていたい状態:店舗の社員がSNSを使って投稿・発信出来ている
行動目標:
1ヶ月目:SNSアカウント開設、HPとSNSの連携完了SNS投稿方法のマニュアル完成
2ヶ月目:1店舗の社員がSNS投稿を1人で出来るようになっている
3ヶ月目:全店舗の社員がSNS投稿を1人で出来るようになっている
成果:
コロナによる開店の遅れ等の影響がありながら、6ヶ月間かけて店舗の社員が、各店舗のSNS運用出来る状態を実現。
次の目標:SNS運用によるリピート顧客が獲得出来ていること
【失敗事例】
- 精密機器メーカー様(長野県)×パートナー人材(東京都)
- 募集内容:新規事業開発
契約3ヶ月後に発生したズレ:
企業:潜在顧客にヒアリングして、ビジネスモデルの仮説を一緒に検証して欲しい
人材:新規事業のビジネスモデルを描いているのに、社長が意思決定してくれないから進まない
2. フルリモートで一緒に働く環境を整える
成果を出すためには、不要な遠慮や気遣いをなくし、スムーズにコミュニケーションを取り合える環境作りが不可欠です。
具体的には、以下を業務開始時に決めることが大切です。
- 定例会議
- 人材から企業への稼働報告のやり方
- コミュニケーションツール 定常時/緊急時
更に、「自分はマメに報告を貰えないと気になる」「報告を沢山もらうとプレッシャーになる」など、誰でも業務をする上での「クセ」を持っているものです。こうした「クセ」を最初に相手に伝えると、「今電話してもいいのだろうか」など不要な気遣いが起こらず、よりスムーズなスタートを切ることが出来ます。
【業務を始めてからよくあるコミュニケーション不足事例】
- お互い遠慮パターン
- 企業:返事を待っていないでもっと催促して欲しい
- 人材:忙しそうだから、もう少し様子を見よう
- 定例会議リスケパターン
- 企業:リスケが続いて申し訳ない、時間が取れないけれどどうしていいか分からない
- 人材:決めてもらうことに返信がなく業務進まない、電話したいがいつ連絡すればいいのか分からない
3. フルリモートでのコミュニケーションは、質<量。3日返信が無かったら、リマインドを
毎日顔を合わせずに業務を進めるフルリモートでは、コミュニケーションはとにかく質<量。
今忙しいかな・・・
返信ないけれど、何か内容に気になる点があったのだろうか・・・
と気にしていても進みません。
3日返信が無かったら、お互いにリマインドの連絡を入れましょう。
まずはチャットやメールで。それでも連絡がない場合は、電話で話を。数分話すだけでも大きく前進します。10日連絡がない時は、JOINSの担当宛に連絡を。対処は早ければ早いほど、リカバリーも早くなります。